家族か友でなければ、常に下手に出るべし。少なくとも「下手に出りゃあつけ上が」るやつを特定できる。

誰かを救いたいという思い上がりは、言葉を不純にしてしまう。

したいことをするために、すべきことをしなければならないとは！ 気がついたらしてました、がいいね。

愛すのは、なりたい自分の体現者。憎むのは、醜い心の似た者同士。

本当のことを言わないのは、政治家も営業マンも、子供から見た大人も同じだ。

学問は壮大な自己欺瞞である。知るためというより、人を納得させるためにある。

大抵のことは腹に据え置ける。都合のいい時だけ、据えかねる！と喚くのだ。

私の[大切な人]は誰か、と問うと間違いにつながる。 私は誰の[大切な人]か、と問わなければいけない。

人に差があるから、災いの元となる。 人に差がないなら、それは人と呼べない。

自然が一番。 不自然を感じたとき、きっとそこに嘘や間違いがある。 自分の身だしなみや語りはもちろん、政治家や販売員の笑顔、あるいは親近者の熱弁や恋人の囁きさえ。

プラス思考とは、自己啓発ビジネスの売上をプラスに導く思考である。 勝ち組とは、自己啓発ビジネスで儲けを手にした連中のことである。

日記は個人的メモの延長に過ぎないから、用が済んだら捨てないと。捨て忘れた古いメモを懐かしむのも1回で十分。

我が子を馬鹿扱いする親、いつまでも子供扱いする親は、俺のような自信欠乏児を無責任に放り出す。

「ウチのこども」と言うと、いつまでも子供扱いしてしまうから、「ウチの息子」「ウチの娘」ときちんと言うことにする。

自分のことしか考えてないから、と恥じる態度は最低である。 せめて、自分のことだけで精一杯だと開き直るべし。

道をアテにするから、道に迷う。

蟻でさえ巣に帰る。

一度満足を覚えた刺激の強さは、ほんの少し弱めただけでも満足に至らない。

死者に気を使っていないからこそ、生きてて良かったなどと語れるのである。

教祖になりたいのか、お前。

思い通りになるという感覚からも愛着が生じる。 人に、または人から愛着を感じた時、用心せよ。

「量より質」はセールストークです。 人の営為は「質より量」。量をこなすこと無しに、質の向上は無い。

人は、生まれた瞬間から我慢を強いられる。その一生を終えるまで！

錯覚は、人類の程度を示している。

今の自分に満足できないなら、まず家族やお友達とお別れして下さい。家族やお友達に失礼だから。

賢者には、亜流としか映るまい。

プラス思考など、権力への阿諛追従に過ぎない。

携帯不要を吹聴するのは、意地っ張りを装った見栄っ張りである。

往々にして人は、会ったこともない他人の言うことを、身近な人の誰よりも無批判に信じてしまう。

「昔はよかった」の台詞は、時代について行けない自分を正当化する、慰みの呪文。言わぬが吉。